バイトを辞めたいと思っても、どのように伝えたら良いのかなど辞め方が分からないということもありますよね。
特にはじめて働いたバイト先を辞めるときは、何も分からないので不安になることと思います。ここでは、円満なバイトの辞め方をご紹介しています。
トラブルの原因になるやってはいけないバイトの辞め方や、辞める際の伝え方、辞める前までに確認しておくことなどもくわしく解説しているので、ぜひご参考くださいね！
たとえバイトを辞めることを言いづらくても、バックレだけは絶対にやめましょう！
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円満なバイトの辞め方
バイトの辞め方に関してく、どうしたら円満に辞めることができるか悩んでいる方も多いと思います。ここからは、できる限り円満に辞めるための辞め方をご紹介します。
退職する意思は1か月前までに伝える
退職の意思をバイト先に伝えるのは、一般的に辞める1か月前までに報告するのが良いとされています。
法律的には、退職希望日の2週間前までに伝えると辞められますが、シフト作成や人材確保、引き継ぎを考えると、やはり1か月前までには伝えておくのがベストでしょう。
店長などの上司に直接伝える
退職の意思を伝えるのは、バイト先の人なら誰でも良い訳ではありません。店長など、スタッフ採用責任者に伝えましょう。
退職の意思を伝える際は、電話やメール、LINEではなく直接伝えます。
なかなか上司と話す機会がないという場合は、メールなどで退職の意思を伝え、直接話す機会を設けてもらえないかお願いしましょう。
退職までに必要な手続きを確認する
退職の合意が取れたら、最終出勤日を決めて退職までにやらなければならない手続きを確認しましょう。
周りのスタッフにも、いつ辞めることを伝えるのかも上司と話し合っておくと良いですよ。
スタッフに辞めることを伝えたら、引き継ぎ業務を行います。退職日が近づいてシフトに入るのが最後になるスタッフには挨拶をしましょう。
やってはいけないバイトの辞め方
お世話になったバイト先とは円満に辞めてトラブルを避けたいもの。ここからは、絶対にやってはいけないバイトの辞め方をご紹介します。
音信不通になる（バックレ）
1番やってはいけないのがバックレること。急に音信不通になってしまうと、バイト先に多大な迷惑がかかります。
最悪、損害賠償請求をされる可能性があるだけでなく、バイト先から制服などを借りたままの場合は、業務上横領罪に問われることも。
例えバイト先にどんな不満があっても、このような辞め方は避けてくださいね。
電話・メール・LINEで伝える
バイトを辞めるときは、電話やメールなどではなく、直接上司に伝えましょう。
直接言わないといけないというルールはありませんが、直接伝えるのはマナーやモラル的に常識とされています。
言いにくいかもしれませんが、円満にバイトを辞めるためにも直接上司に伝えるようにしましょう。
ケンカして辞める
最悪なのがケンカしてバイト先を辞めること。例え相手に非があろうと、感情的になってしまっては大きなトラブルになってしまいます。
不満があったとしても、冷静に対処してトラブルなく退職できるよう心がけましょう。
バイトを辞めるときの理由や伝え方
はじめてのバイト先を辞める場合、退職の意思を伝える際にどのように切り出したら良いかも分からないですよね。
また、退職理由も、例えば単純に職場が嫌いだったとしても、そんなこと直接言えるはずがなく、退職理由についても悩んでしまいます。
上司への切り出し方や退職理由の例をいくつがご紹介しますね！
上司への切り出し方
伝える相手は前に説明したように、店長などの責任者に伝えます。店長の休憩時間や業務完了後、お客さんが少ないとなど忙しくないときを見計らって声をかけましょう。
『店長、お話したいことがあるので、○○（今・仕事終わり）お時間よろしいでしょうか？』
すぐに時間を取ってもらうことがむずかしい場合は、
『なるべく早くお話できるとありがたいのですが、いつ頃がよろしいでしょうか？』
と具体的な日時の約束をもらうようにしましょう。
退職理由の例文
バイトを辞めるときは、上司がやむを得ないと思える事情を伝えましょう。高校生や大学生は、学業や就活などを理由にできますね。
本当の辞める理由が人間関係などのネガティブなものだったとしても、円満に辞めるためには正直に言う必要はありません。
- 『学業とバイトとの両立がむずかしくなったので今月いっぱいで辞めさせてください。』
- 『受験（部活・サークル活動など）に集中したいので、来月末までで辞めさせてください。』
- 『やりたい仕事が見つかって本格的に就活に取り組みたいので辞めさせてください。』
- 『正社員として就職が決まり、○月○日が入社日となりますので、○月○日までに辞めたいと思っています。』
- 『一人暮らしをすることになり、家賃などの生活費が必要なため高時給のバイトを探さなくてはならないので、○月で辞めさせてください。』
- 『資格取得のため、試験まで勉強に集中したいので辞めさせてください。』
- 『実家に戻ることになりました。急なことで申し訳ありませんが、来月末までで辞めさせてください。』
- 『親の病気が発覚し、実家に帰ることになりました。○月末までで辞めさせてください。』
バイトが合わない、飽きたなど退職理由がネガティブな場合は、正直に伝える必要はないので、『一身上の都合で退職させてください。』と伝えましょう。
バイトを辞める前に確認・手続きすべきこと
バイトを辞めるまでには、いくつかの手続きや確認しなければならないことがあります。
- 最終勤務日をいつにするか
- 退職届の提出が必要か
- 引き継ぎは誰にしたら良いか
- 周りに退職をいつ伝えるか
- 制服などの返却方法
- 会社からの借り物は返し私物は持ち帰る
- 最終給与の受け取り方法
最終の出社日と書類上の退職日が異なる場合があるので事前に確認しておきましょう。
退職届など必要書類はあるか、最終給与の受け取り方法も確認し、制服など会社からの借り物があれば返却し、私物は持ち帰っておいてください。
バイトでも有給が残っていることがあるので、消化希望の場合は早めに相談しましょう。
バイトを辞める最後の日には同僚や上司に挨拶を忘れずに！
最終日はできれば早めに出社して、同僚に挨拶をしましょう。
最終日に会えないスタッフには、シフトが重なる最終日を確認して挨拶をしたり、ほかのスタッフに伝言を頼むと良いですね。
スタッフへは、『本日で最後になります。今までお世話になりました。ありがとうございました。』
店長など責任者へは『今までお世話になりました。至らないところもあったと思いますが、○○さんのおかげで楽しく働くことができました。ありがとうございました。』
など、感謝の気持ちを添えて挨拶を行いましょう。
バイトの辞め方に関するよくある質問
バイトの辞め方に関するさまざまな疑問をQ&A方式でご紹介します。
Q.バイトだけど退職届は必要？
バイトの場合、基本的には必要ありませんが、会社によっては求めてくる場合もあるので、責任者へ退職の意思を伝える際に確認しましょう。
Q.バイトは即日、または研修中でも辞められる？
法律では、退職の意思を示してから2週間、または契約期間の終了後に退職することができます。
ですが、やむを得ない事情ができた場合、バイト先と合意が取れれば即日退職することも可能です。
どうしても即日退職しなければならないときは、責任者に相談しましょう。
Q.引き留められて辞められない場合は？
人手が足りないなどの理由で、引き留められることもあります。
どうしても辞めたい場合は、意思を明確に伝えて理解してもらうことが大切です。
責任者と相談してみて、働けそうな場合は条件を相談して決めましょう。
Q.辞めるときに菓子折はいる？
必須ではありませんが、バイト先へ感謝の気持ちを伝えたいときは持っていくと良いでしょう。
Q.合意した退職日よりも前に退職したくなったときは？
責任者と相談して合意を得る必要があります。
もともと同意していた退職日よりも前に辞めたいときは、やむを得ない理由を説明するなどの話し合いを行いましょう。
Q.希望の退職日よりも早く退職するようにいわれたら？
退職が認められても、希望する退職日が認められずに早く退職するように言われることがあります。
退職日は、双方の合意が必要になるため、合意した退職日の前に辞めさせることは解雇にあたり、正当な理由なく辞めさせられる場合は不当解雇になります。
解雇、または不当解雇にあたる可能性があることを伝え、解決しな場合は公的機関に相談しましょう。
Q.退職届を出したけれど撤回したい場合は？
通常、退職届を出してから撤回したくなっても、すでに手続きが行われている場合はむずかしいかもしれません。
ですが、人手不足などの理由で、バイト先が辞めさせたくない場合は撤回してもらえる可能性はあります。
退職するときは、退職の意思をしっかりと固めてから伝えるようにしましょう。
まとめ
バイトの辞め方でお悩みの方へ、円満に退職する方法をご紹介しました。
メールやLINEで終われば楽ですが、マナーやモラル的にも直接伝えるのが一般的です。例文を参考に、切り出し方や退職理由を考えてみてくださいね！
退職までには、必要な手続きや会社のものを返還したり私物は持ち帰る必要があるので確認しておきましょう。
バイトを辞めるのは、次のステージへ進むためのステップ。バイト先に極力迷惑がかからないよう円満に退職したいものですね！ぜひ本記事を参考にして、気持ちよく退職しましょう！
